2009年01月16日
水産研究所
今日は水産関係の話題です。
下水や工業排水、有害物質などの汚染により漁場が破壊され、魚や貝の住処がどんどん失われている今、この状況を改善するために自分達にも何か出来る事はないか? と、考えた結果、友人と共同で地元の漁場の藻場再生に向けて取り組む事になり、それに先駆け市会議員のOさん同行のもと、研修を兼ねて坂手にある鳥羽市水産研究所へ行ってきました。
中之郷桟橋より定期船に乗り約10分の船旅。

この島が坂手です。 思い起こせば、実に18年ぶり。
あっと言う間に港に着き、懐かしい家並みを眺めながらボチボチ歩いていくと、、ありました。
鳥羽市水産研究所。

笑顔で出迎えて下さったのは研究所の所長であり、藻場再生における第一人者の斉藤さん。
挨拶を交わすとすぐ「じゃまずアラメが移植してある現場を見にいきますかー」と水眼を手に取り、研究所の船で現場(海)へ。
島の端側の磯まで来ると「ここにありますよ」と、水眼で見せて下さり、元気に育っているアラメを確認する事ができました。
なんでもアラメの新芽はアイゴの大好物なので、大きくなるまでは保護用の柵をかけていないと食害が酷いとの事です。
そして研究所に戻り、詳しく説明していただきながら種苗棟の中を見学。
これは赤ウニの養殖水槽。

赤ウニの養殖は名古屋大学と共同で行われているようです。
波板に珪藻を付着させ、それを水槽に沈め餌に。
まだ3m満たないほどの稚ウニがたくさんいます。
こちらは海苔の種槽。

水槽の底には海苔の種が付いたカキ殻がビッシリと並べられています。
フリー糸状体をミキサーで刻んでからカキ殻に移植するのだという。
そしてここがこの研究所の心臓部。

こちらで養殖・研究されている海草の胞子が通年培養・保管されている恒温室。
アラメの胞子

ワカメ・ハバノリ・カジメなどもあります。
かつてはこんな魚まで養殖なされてたとか。ギンザケです。

他にもアワビやバイ貝などたくさん。

何とイソゴカイも。
見学が終わった後、研究所の歴史や今後の取り組み、所長さんの海に対する思いなどお話しして下さり、質問にも丁寧に答えて下さったので多くの疑問が解けたいへん良い勉強になりました。
地球に優しく、生きたいですね。
下水や工業排水、有害物質などの汚染により漁場が破壊され、魚や貝の住処がどんどん失われている今、この状況を改善するために自分達にも何か出来る事はないか? と、考えた結果、友人と共同で地元の漁場の藻場再生に向けて取り組む事になり、それに先駆け市会議員のOさん同行のもと、研修を兼ねて坂手にある鳥羽市水産研究所へ行ってきました。
中之郷桟橋より定期船に乗り約10分の船旅。
この島が坂手です。 思い起こせば、実に18年ぶり。
あっと言う間に港に着き、懐かしい家並みを眺めながらボチボチ歩いていくと、、ありました。
鳥羽市水産研究所。
笑顔で出迎えて下さったのは研究所の所長であり、藻場再生における第一人者の斉藤さん。
挨拶を交わすとすぐ「じゃまずアラメが移植してある現場を見にいきますかー」と水眼を手に取り、研究所の船で現場(海)へ。
島の端側の磯まで来ると「ここにありますよ」と、水眼で見せて下さり、元気に育っているアラメを確認する事ができました。
なんでもアラメの新芽はアイゴの大好物なので、大きくなるまでは保護用の柵をかけていないと食害が酷いとの事です。
そして研究所に戻り、詳しく説明していただきながら種苗棟の中を見学。
これは赤ウニの養殖水槽。
赤ウニの養殖は名古屋大学と共同で行われているようです。
波板に珪藻を付着させ、それを水槽に沈め餌に。
まだ3m満たないほどの稚ウニがたくさんいます。
こちらは海苔の種槽。
水槽の底には海苔の種が付いたカキ殻がビッシリと並べられています。
フリー糸状体をミキサーで刻んでからカキ殻に移植するのだという。
そしてここがこの研究所の心臓部。
こちらで養殖・研究されている海草の胞子が通年培養・保管されている恒温室。
アラメの胞子
ワカメ・ハバノリ・カジメなどもあります。
かつてはこんな魚まで養殖なされてたとか。ギンザケです。
他にもアワビやバイ貝などたくさん。
何とイソゴカイも。
見学が終わった後、研究所の歴史や今後の取り組み、所長さんの海に対する思いなどお話しして下さり、質問にも丁寧に答えて下さったので多くの疑問が解けたいへん良い勉強になりました。
地球に優しく、生きたいですね。
Posted by GEE-TEA at 05:55│Comments(0)
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